2015-06-04 第189回国会 参議院 環境委員会 第5号
このような厳格な排出規制を講ずることによりまして、条約の求めます大気排出規制を担保し、地球を循環する水銀量の削減に貢献してまいりたいというふうに考えているところでございます。
このような厳格な排出規制を講ずることによりまして、条約の求めます大気排出規制を担保し、地球を循環する水銀量の削減に貢献してまいりたいというふうに考えているところでございます。
大気排出規制を導入することにより地球を循環する水銀量を削減していくというお考えであるということが分かりました。規制に関しても、事業者さんの非常に負担は増える部分はあるものの、私たち日本は世界に先駆けて本当に高い基準でもって環境の保全もしていかなければならない、規制をしていくというところも非常に重要であるというふうには思っております。
輸入量も不明ですし輸入量に含まれる水銀量も不明となっているんですが、このデータだけ見ますとしっかり把握できていないんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
水銀排出施設に対しましてはこのような排出規制を講ずることといたしておりますので、条約の求める大気排出規制を担保し、地球を循環する水銀量の削減に貢献していくことができるものと考えているところでございます。
先生御指摘のように、製品から排出される水銀量を低減するためには、関係事業者、消費者、市町村が、製品の製造の段階から廃棄の段階まで、各段階におきまして、それぞれの役割を果たすことが重要でございます。 我が国の産業界は、これまで、製品の製造、販売段階では、資金や人材を費やし、他国に先駆けて、水銀使用製品の代替や低減技術の開発と導入を進めてまいっております。
そこから抽出される水銀量としては、年変動はございますけれども、大体五十トン程度でございまして、その五十トンの水銀を販売しております。国内では約十トン、国外では四、五十トン程度の販売をしておりますが、その水銀の用途としては、ここに書いてあるとおり、水銀スイッチや圧力計、ポロシメーター、試薬、照明、電池、国内では伝統工芸とかそういうものに水銀が使われております。
このデータでは、同種工場六社の排水中にチッソ水俣工場の排水よりも高い値の総水銀量が検出されていますが、国はデータを公表せずに、協議会の議事録も作成せず、六一年三月の開催を最後に協議会自体そのものを消滅させてデータを隠蔽したと。
条約の対象となります電池、蛍光ランプ、スイッチ、計測器等の水銀添加製品に含まれます水銀量は、現時点で、条約で定められた基準値を既に下回っているか、または段階的廃止期限までに下回る見込みであると認識しております。
○政府参考人(田原文夫君) 御質問の魚介類中のメチル水銀の問題でございますけれども、昭和四十八年、当時の厚生省によりまして、総水銀量は〇・四ppm、メチル水銀〇・三ppmという暫定的な規制値が設定されているわけでございますが、この中でマグロ類ですとか深海性の魚介類、これは除かれた暫定規制値ということで承知しております。
国内流通量に含まれます総水銀量は一五・二トンであります。また、アルカリボタン電池の総生産量は一億五千七百万個でございまして、国内流通量が二千五百万個、その総水銀量は〇・三トンとなっております。 市町村が関与いたしまして回収をいたしました水銀入りの電池につきましては、北海道にございます水銀の回収専門工場におきまして、水銀の回収及び無害化の処理が行われているところでございます。
○馬場委員 IPCSの環境基準を強化する問題、重松委員会に調査研究してもらっておると言いますが、それから毛髪水銀量もはかるかはからないかもそこに相談していると言っておられますが、これは結論はいつ出るのかということと、翻訳したのは何月までに出すということをはっきり見通しを言ってください。
その辺誤解を受けるとあれなんですが、猫にどの程度、そこで何ppmと書いてございますけれども、それはちょっと事実誤認だと思いますけれども、どれだけの水銀量を食わせたかというのが一つあると思います。 これは私、まだちょっと詳細聞いておりませんので、その辺も解析をきちっとした上で公表したいと考えております。
○馬場委員 次に、時間がありませんから、IPCSの問題について質問するわけですが、この問題については環境庁は、現在の毛髪水銀量の五〇ppm、これを厳しくしようという方向でIPCSの報告書が来ているのに非常に消極的であるわけでございますが、この前ここで質問いたしましたので答弁があっております。このIPCSの、妊婦においては例えば一〇とか二〇ppmで胎児には発症する可能性がある。
○高桑栄松君 それでは厚生省に伺いますが、焼却炉の排ガス、それから最終処分場の浸出液中の水銀量については昭和五十九年に公表されているのを私は拝見いたしましたが、その後、継続をして測定しているのかどうか。そして、そのデータは一体多くなっているのか少なくなっているのか、つまり改善があると考えていいかどうか、こういったことについて伺いたいと思います。
WHOがメチル水銀の環境保健クライテリア、評価基準を一九七六年、昭和五十一年に専門家会議を開いて毛髪水銀量は五〇ppmと定めて、評価基準を各国に通知をして、各国ともこの基準値に従って環境保健基準を今定めているわけですね。そして一九八〇年に、メチル水銀に係る、今大臣が言われました各国専門家の研究報告というのがどんどん出ておりまして、知見も明らかになってきておるわけでございます。
○馬場委員 このクライテリアの中に防止法という見出しで書いてあるその中に、百グラム・ パー・デー、一日に百グラム以上の魚を食べる人間では、出産年齢にある女性の毛髪水銀量をきちんとはかるべきであると出ているわけです。例えば水俣とか新潟とかこういうところで、従来一回やったことがあるのですけれども、追跡調査などしておりませんが、少なくとも現在において出産年齢にある女性の毛髪水銀量ははかるべきである。
ところが、それは十年前ですから、だんだん各国の研究で五〇ppm毛髪水銀量、それ以下で神経症状を起こした例があるという研究成果が出ましたものですから、WHOとUNEPとILO、それでIPCSという国際化学物質安全計画が、これはやはり改定しなければいかぬ、もう少し五〇ppm以下で厳しくしなければいかぬ、そういうような方向で実は一昨年、一九八八年五月に厳しくする方向でIPCSの第一次草案というのを各国に送
魚を多食する人は、低い危険率で、毛髪水銀量の五〇ppm以下の危険率で神経障害が出る可能性があると書いてある。そしてそこにイラクの研究例を挙げてあります。これは、イラクは集団有機水銀中毒事件が起こったわけでございますが、それで胎児、胎内で汚染された八十四組の、母の毛髪水銀、子供の神経障害、これを四年から五年追跡調査しているのですよね。
○斉藤(節)委員 今御答弁ありましたように、アルカリ電池の方は確かに六分の一に水銀量が減りました。減っていますけれども、まだその影響は、この六十三年の後半からでないとそういった商品が出回ってこないということで、いまだに古い電池が使われているわけであります。それから、六分の一に減ったのは、今申しましたようにアルカリ電池でありますけれども、しかし、マンガン電池にもかなりの水銀を使っているわけです。
毛髪の水銀量なんかをはかったんだ。それから十年たった後、熊大の武内さんを会長とする研究班が調査をしました。一斉検診をやったんです。そうしたら大体十名に一名ぐらいは、これは水俣病だと思われるような人がそういう一斉検診の中でも出てきておるんです。そういうように、大体底辺の深さというのはその辺でわかる。しかし、それを今度は国の力で正確にそういう調査をしてもらいたい。
この暫定規制値というのは、昭和四十六年度の国民栄養調査による日本人の魚介類の平均最大摂食量一日百八・九グラムとして、これから論理的に計算をすると〇・二三ppm、これを総水銀量として見直して〇・四ppm、それからメチル水銀については測定技術上の問題も考慮して〇・一二ppm、こういうことになったと思いますが、そのとおりかどうか。 これは私は全国平均ならこれでいいと思うのです。
工場からそういう水銀量を減らした電池が出荷されますが、市中の販売店に出回るまでの時間は、これはいろいろ流通経路がありますから、三カ月ほどずれがある、このずれを考慮いたしましても、現在市中に流通している乾電池の水銀含有量は、アルカリについては三分の一になっているということだと思います。
○森下政府委員 アルカリ乾電池の中の水銀量を二段階に分けて下げていく。最初三分の一にして、次がそのまた半分、つまり最初の六分の一にするということでありまして、三分の一にするということはもう既に済んでおりまして、現在、六十二年の秋を目標に社団法人日本乾電池工業会でいろいろと研究しております。
今回、科学的論拠をただす時間はございませんけれども、報告書にも述べておるように、今お話しがあるように、含有水銀量の低減化、回収の強化、モニタリングの強化、適正処理の推進のための組織整備等、これまでに指摘されてきた乾電池対策の課題が列挙され、今も説明されたということです。そういうことは、環境保全上これ以上乾電池問題を放置してはならないという必然性があるからでないでしょうか。
一方、先ほど先生もお触れになりました、公害問題の基本はもとで断つということでございまして、要するに乾電池の中の水銀量を大幅に減らすということが最も基本でございます。
それは水俣病に関する毛髪中の水銀量の調査というもので、これは熊本県議会で公表されているんですね。その第二報として公表されているものによりますと、熊本市民百二十四人を調査して、毛髪中の水銀値が一〇から五〇ppmが五十九人、全体の四七・六%、五〇から一〇〇ppmが一人、〇・八%、一〇〇から一五〇ppmが一人、〇・八%、地区平均が一二・三ppmで最高値一二二ppm。
ただいま先生からお話しございましたような毛髪水銀量の調査といいますのは、県におきましては個々の人ごとに出すのは難しゅうございますが、例えば年次別に、何検体ありまして、〇ppmの方は何人、一から一〇の方は何人というような形のものはそれぞれ公表されているわけでございますので、必ずしもしまっておるというわけじゃないというぐあいに思っておるわけでございます。ただ、当時……
こういうところから考えて、一応鉱山の近くの岩の半分ぐらいという五〇〇PPm、これがいいかどうかは専門家で検討していただかなければいかぬわけですけれども、五〇〇PPm以下はGマークをつけてやる、これ以上はだめというふうにして当面スタートして、そして業界でアルカリ電池の水銀量が減ってくれば、その基準を下がればGマークに変えてやるというふうなことがやっぱりいいのじゃないかと思うわけですね。
時間がございませんので、この問題につきましてはまた追って質問をしていきたいと思いますが、さらに筒型乾電池の水銀量の減量化が研究されておると聞いておりますが、この辺の目標はどうなっておるのでしょうか。